こんなにも違う!男と女。理解できないのは、男性と女性の脳の違いにあった!

セラピストのコージです。
まだまだ暑いですけど、皆さんお元気ですか?
お盆も過ぎて、体感が和らいだ感じですね。

先日から男性からのご相談が続いています。
実は、男性は相談することがすごく苦手です。
それなのに相談して頂きとても嬉しく思います。(^^)

今回は男女の特性の違い、脳の違いについて書きます。

強いヒーローになる!

男性は、小さい頃からヒーローごっこしたり、
父親のように男が活躍する姿と自分を重ねて育ちます

ですので自然と、男は家族や組織を守り、家計を支えるものと思っています。

親から「男なんだからこうしなさい」みたいな教育もあったかもしれません。

無意識に、強い自分でありたいと思うし、
周囲の助けになり役立ちたいと思っています。

 

ヒーローは弱みを見せられない

強くて、周囲の助けになり役立ちたい男性は、

その特性から

  • 弱みを見せてはいけない。
  • 強くなければいけない。

と、あたりまえのように思い、

どこかでヒーローのように何か成し遂げて成功しなければ、
価値がないと思っている男性はたくさんいます。

男は助ける側、価値を提供する人になりたいわけですから、
誰かに相談(弱みを見せて助けてもらう)なんてのは考えにくいわけです。

自分でなんとかしようとしてしまいます。

男性は小さい頃から、
こんな脳の鍛え方をしてきているとも言えますね。

とっても大変ですね。。(>.<)

感情ってなに?男の脳は抑圧のストレス・・

悲しみ・寂しい・不安・恐れなどの感情を感じる場面では・・・

男性は弱さにつながるような、
このような感情を感じるのは本当に苦手です。

また、言葉でそれを表現することは少なくて、
友達との会話でも状況の説明はしますが、
どんな感情を感じたかの話はあまりしないと思います。

「さびしい」などと話したとしても
感情を感じながら話すより、字面的に、表面的に話します。笑

男性は、無意識的に、他のことで気を紛らわそうとしたり、
理論的に考え方を変えようとして感情を感じないようにしてしまいます。

(参考)ネガティブをポジティブにプラス思考に変換するってのはその典型例ですね

プラス思考(ポジティブシンキング)の間違い!その理由と健全なプラス思考の方法とは?

また、それらの弱さの感情があるのを認めたくないので、
我慢したり、怒りの感情で弱さの感情にフタをしてしまいます。

そして、その感情を感じないようにします。
感じないどころか、とても強く禁止している人もいます。

そして、感じられなかった感情は、蓄積していくようになり、
いわゆる感情を抑圧している状態で、
これがストレスの発生源の一つになります。

このように、男性は感情をとらえたり表現するような
頭(脳)の使い方をしないんですね。女性とは全然違いますね~

女性にはわからない感情を感じる怖さ

カウンセリングの最中に、女性にこのことを説明します。

「男性は感情を感じることが苦手で、本当に死ぬほど怖いんですよ」

まあご自分の感覚と違うので仕方ないですが

女性のクライアント様は知らなかったとおっしゃいますし、
説明が一度や二度では、伝わらないのが普通です。。。(^^)

男性は理論・思考で脳がとらえる

男性に(一部の女性も)、いま感じている「感情」は何ですか?と質問しても、

「~が嫌でした」

のように思考の状況説明になってしまい、

「~が悲しかったです」

のように感情をとらえて答えて頂くことはあまりありません。
(解説:「嫌」というのは、「思考」のジャンルであって「感情」ではないのです)

まあ知識や経験として持っていないので仕方の無いことです。

 

そして、感情を扱うよりも理論的に説明する方が得意なので、

たとえば、

なにか問題解決をする場合、
A+B=Cでしょう?だからCをしたら良いんだよ
(理由は理論・思考)

このように、男性の得意は・・

 

男性の得意分野
  • 全体の要素を見渡して、理論的に答えをだすのが得意なのです。
  • 一貫した答えになるように、理論的に答えを導き出そうとします。
  • 理論的に納得することが優先され、感情的なことは後手に回ります。

 

男性は、自分がそれを普段やっているので、
女性にたいしてもそういうとらえ方をしていると当然のように思っています。

「彼女に説明しているのに伝わらない」

って男性からの嘆きが聞こえてきそうですが・・

女性の皆さんからしたら、、
それでは納得できないって思いますよね?笑

納得のポイントが違うからですね。

このように、男性脳というジャンルがあるとしたら、

男性脳は、理論的、思考的、感情や感覚は二の次、
直感よりもデータ重視というのが特徴です。

女性の感情・感覚が得意な脳

一方、女性は小さい頃から感情を扱うことが得意です。

泣いたり怒ったり、悲しみや寂しさ、怖い身体の感覚など、
辛いくて弱い感情や感覚を、積極的に家族や友人と共有して話題にします。

女性は、感情や感覚に対する経験や言語化は男性よりも遙かに多いです。
そのような女性特有の脳の鍛え方をしているとも言えますね。

弱さの感情をその場で感じたり表現できますので、

男性に比較して感情的な抑圧やストレスは少ないですし、
感情的な耐性もあると言えます。

また、
普段から、感情や感覚を重視する会話をしているので、
自然と相手にもそれを求めます。

良い悪いではなく

女性は、理論よりも、感情や感覚を優先して判断する傾向があります。

ですから、

「昨日の結論はA(だと安心)だったけど、
今日になって考えてみたら結論はB(だと安心)」

このように、結論の裏付けとなる理由は、感情や感覚が重要視されるので、

自分の感覚的な状態で答えが変わるのが普通なのです。

男性からすると、女性のこういった特徴が、
話の一貫性がないように感じて、その非理論なところに驚くようですが(笑)

女性にとってはごく当たり前の事なのです。

見方を変えれば、

女性は、感情や感覚(例では安心感)の一貫性を持っているのです

 

以上のことから、

男性から理論的に答えを導き出されても、
女性からすると、本当に自分の答えとして適切なのか、
「感情や感覚の考慮が、女性の感覚よりも少ない」ので

結論として妥当なのか不安に思うのです。

女性の脳は、感情的、感覚的、直感的ということになりますね。

 

男性脳と女性脳には違いがあります

以上のように、

男性の理論的なところが女性はわからない。
女性の感覚的なところが男性はわからない。

どちらが正しいと言うことはありません。

このように違う男女ですが、
脳科学の視点ではどうなのでしょうか?

科学的に男性脳と女性脳がには違いがあると主張する専門家もいれば、
そんなの全く根拠がないという専門家もいます。

私としては、科学的にと言うよりも心理的に、
男性(脳)と女性(脳)は違いがある。としておくのをおすすめします。

男の脳と女の脳は違うんだとしておいたら、

  • 相手への期待が薄れる
  • わかって当然と思わなくなるので、
    わかってくれないというストレスが減る
  • どうしたらわかってもらえるのか視点が変わる
  • 理解するための会話を絶やさないように努められる

と思うのです。

このように全然注目しているところと、発育過程で鍛えている脳が違うので、
話がかみ合わないと言うのはおわかりいただけるかと思います。

では、この違いを埋めるにはどうしたらよいのでしょうか?

それはまた機会を見てお伝えします。

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